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【120分880円の聖地で考える】「付き合いゴルフ」が嫌で辞めたかった60歳の私が、今、あえて「1人予約」に挑戦したい理由。

せっかくの日曜日だというのに、大型の台風が通過した直後とあって海は大荒れ。楽しみにしていたサーフフィッシングは、泣く泣くあきらめることになった。

ポッカリと空いた日曜日の朝。しかし、ただゴロゴロして終わらせないのが善良な市民である。 ちょうど6月5日〜7日は「いわきのまちをきれいにする市民総ぐるみ運動」の期間中。朝7:00ジャスト、私は部落の草むしりに参加していた。地域のために汗を流す。うん、我ながら実に健康的で、お手本のような1日のスタートだ👍️

今日の本番はここから。 実は2週間後にゴルフのラウンドを控えている。同伴者に迷惑をかけないためにも、少し体を動かしておきたかった。草むしりの勢いのまま、私は愛用のクラブを車に積んで練習場へと向かった。

■ 120分880円。木々の緑に癒やされる「大人の聖地」

向かった先は、いつもお世話になっている三沢ゴルフガーデン」

ここのコスパは、令和のこの時代においてちょっと信じられないレベルでバグっている。なんと「打ち放題 880円/120分」。お財布に優しい〜😂、まさに聖地だ。

フロントを抜け、打席に立つと、目の前には鮮やかな景色が広がる。初夏の強い光を浴びて、木々の緑が一段と濃くなっている。まるで、大自然の森の中に向かってボールを打ち込んでいくようなロケーション。この開放感を味わうだけでも、ここに来る価値がある。

アプローチ練習を念入りにやって

そして、大好きなドライバーを抜き、大きく素振りをしてから パキィィン、と心地よい音が響く。が、ボールの軌道を見つめながら、私は小さく息を吐いた。

「やっぱり、飛ばなくなったな……」

数年前までは、真正面の生い茂った木々の上へと、ドライバーで豪快にボールを打ち込むことができていた。しかし、近年はめっきり飛距離が落ちてしまった。たまに「お、今のいい当たりだ!」と思っても、木々の手前にある土手にやっと届くくらいなのだ。

これは、60歳という年齢による肉体的な変化(衰え)なのだろうか。それとも、昔に比べてめったにゴルフをしなくなったせいなのだろうか。 答えはわからないが、おそらくどちらも正解で、どちらの影響もあるに違いない。

■ 飛距離を捨てたら、ゴルフが楽になった??

かつての自分なら、ミスショット及び飛ばないとイライラして😡、躍起になってマン振り(ブンブン振り回す)していただろう。しかし、今の自分はなぜか冷静だ。

飛距離が出なくても、それほど満足感が落ちなくなっている 「飛ばなくてもいい。とにかく方向だけ合っていればそれでいいや」 そんな気持ちが、強くなってきている。力みを取り、身の丈に合ったスイングを心がける。年齢を重ねることは、諦めることではなく、自分のゴルフを「最適化」していくプロセスなのかもしれない。

練習のハーフタイム、最近少し気になる血圧をケアするために、トマト飲料をごくごくと飲み干す。このあたりの体のケアも、実に還暦らしい。

ここ三沢ゴルフガーデンでは、1カゴに約180球程のボールが入っている。それをガツガツ打つのではなく、1球1球、アドレスを確かめながら、1時間半ほどかけてじっくりと打ち尽くした。翌日の筋肉痛がおそらく無いくらいの心地よい疲労感が体を包む。

■ 至福のコーヒータイムと、5年前の自分

練習終了後、最後のお楽しみが待っている。 館内にあるドリップコーヒーメーカーでいれたコーヒー。それに、お菓子をひとつだけ添える。

今日はブラックサンダーミニバー👍️

テレビを見ながら、温かいコーヒーをすする。……これが、たまらん。最高に贅沢な時間だ。

香ばしい香りに包まれながら、ふと5年前の自分のことを思い出していた。 正直に言うと、今の趣味「サーフフィッシング」を始める前は、いわゆる「お付き合いゴルフ」がストレスでストレスで、嫌で仕方がなかったのだ。

「迷惑かけたくない」というプレッシャー。気疲れする人間関係。 「練習も行きたくないし、お小遣いだって大きく減るし💦。もうゴルフなんてやめてしまおう! これからの誘いは全部断ろう!」 本気でそう思い、ゴルフバッグは物置の奥にしまい込んでいてやるときは渋々出してた。

それから5年。 一度ゴルフと物理的・精神的に距離を置いたからなのか?、不思議な変化が起きた。 今、こうして「生活に影響が出ない範囲で、自分のペースで楽しむゴルフ」が、妙に愛おしく、心地よく感じられているのだ。義務から趣味へ、ゴルフ=仕事から、自分のためのゴルフへ。知らぬ間にマインドが変わっている自分に気づき、コーヒーを飲みながら小さく苦笑いした。

■ 狙うは「平日5,000円」の新しい刺激

クローズドになりかけていたゴルフ人生。でも、今の私には、5年前には想像もしなかった「次なる野望」がある。

それが、「ビジター1人予約」への挑戦だ。

ネットで検索すれば、平日なら総額5,000円ほどでカジュアルに楽しめるゴルフ場がいわき市にはけっこうある。 気心の知れた仲間や、気を使う仕事の付き合いではない。まったく知らない人たちの中に飛び込み、初対面の同伴者と「はじめまして」からスタートして、1日ラウンドを共にする。

「どんな人と回るんだろう」「変なプレーはできないな」という、ちょっとした緊張感。 身内だけのゴルフにはない、独特な「アウェイ感」こそが、今の自分にとって最高の刺激になるような気がしているのだ。

飛距離は落ちた。年齢の波も感じている。 だけど、他人の目を気にせず、自分のスタイルで楽しめるようになった今の私は、ゴルフを始めた頃よりもずっと自由だ。

2週間後のラウンドが終わったら、「1人予約」のボタンをポチッと押すかもしれない。60代のゴルフという新しい扉を開けることができるかもしれない。

それにしてもAIに作ってもらったイラストが自分に似ていて笑えた🤣

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