近年、喫茶店を利用することが、すっかりなくなってしまった。

コーヒー、たばこ、軽食、そしてゲーム機。昭和の終わり頃の喫茶店には、そんな取り合わせがあって、楽しかった記憶がある。
喫茶店は、令和の現代に多く見られるカフェとは違った魅力満載だったな。
そんな懐かしさもあって、みんなで久しぶりに「サンドイッチが食べたい」ということになり
いわき市の老舗喫茶店「ジュネス」へテイクアウトに向かった。
久しぶりに味わう店内の空気
注文すると、出来上がったサンドイッチは店員さんが車まで運んでくれる。
ありがたいシステムだが、せっかく来たのだからと、今回は店内で受取し
昔ながらの雰囲気を味わわせてもらうことにした。
今でも喫煙OK、昭和の名残をそのまま残す空間だ。
店内には、還暦の自分よりも先輩とお見受けするお客さんがいらした。
想像だけれど、きっと常連さんで、長居をしているのだろう。
どんどん歳をとっていくと、外出の機会も、人と会話する機会も、自然と減っていく。それは仕方のないことだけれど、こうして喫茶店の常連になって、店員さんやほかのお客さんとの交流を楽しむというのも、悪くない年の重ね方かもしれない。そんなことをぼんやり考えていた。
「たまかつサンド」実食😆
そうこうしているうちに、注文していた「たまごかつサンド」10個が出来上がった。
ジュネスにはいろいろな種類のサンドイッチがあるのだが、自分はもう「たまかつ」一筋。今回も誰にも相談せず、勝手に決めてしまった。でも間違いなく美味いとわかっているのだから、これはもう大丈夫なやつなのだ。
家に帰ってから自分のブログを読み返してみたら、なんとジュネスに行ったのは9年ぶりだったらしい。
とはいえ、実はジュネスのサンドイッチ自体は、その間も何度か口にしている。
というのも、いわき市の喫茶店ジュネスは、地元の葬祭場の通夜振る舞いなどにもサンドイッチを提供しているのだ。お通夜の席で「あ、これジュネスのサンドイッチだ!」と気づいた時の、あの妙な嬉しさ。不謹慎かもしれないが、正直な気持ちである。
そんな町って他にあるのだろうか😀
実食レポート
さて、肝心の味である。
相変わらずのボリュームで、まずそれが嬉しい。
たまごはふわふわで、からしマヨネーズの効かせ方も強すぎず、絶妙なバランス。
かつは柔らかく、ソースがしっかり効いていて、これがまた美味い。
この安心感。いつまでもいわき市にあってほしい銘店だと、心からそう思う。
また、たま〜に無性に食べたくなるんだよなあ、これが。