還暦を目の前にして、
最近つくづく思う。
夜が、弱い。
若い頃なら「もう一仕事!」だった時間に、
「腹減った」「もう布団…」そんなことばかり頭をよぎる。
そんな一日の終わり。
仕事を終えて帰宅し、
いつものPC作業部屋に入ると――
床に、豆?
ああ、今日は節分。
今年の豆は「でん六 ポリッピー」

散らばっていたのは、
でん六のポリッピー。
これは実にありがたいぞ!!
・床が汚れない
・踏んでも粉にならない
・おつまみにもいける
正直に言おう。
豆があまり好きではない自分には、かなり嬉しい。
子どもの頃から特に!
あの「大豆を炒っただけのやつ」あれが苦手だ😅😅
大人になったし、味覚も変わった…はず?

そいつは、4面すべてに鬼の顔が描かれたパッケージで現れた。
もう十分に大人だ。
いや、もうすぐ還暦だ。
もしかしたら――
「今なら美味しく感じるのでは?」
そんな淡い期待を胸に、いざ実食。
……。
やっぱり、
そんなにうまいもんじゃなかった。
口の中の水分、全部持っていかれるし。
でも不思議なもので、
「体に良い」って脳裏に浮かぶ
・なんか健康になった気がする
・今年は病気しない気がする
・鬼も一緒に追い払えた気がする
単純な人間でよかった!である。
家族に感謝、そして恵方巻
豆をまいて、季節を感じさせてくれること。
それだけで、「ありがたいな」と素直に思う年頃になった。
そして晩ごはん。

これが、またちょうどいい。
・小さい
・重くない
・無言で一本いける
量もサイズも、
還暦手前の胃袋にジャストフィット。
しかも100円値引き品でお得感もいい
豪華じゃなくていい。
派手じゃなくていい。

こういう“ちょうどいい幸せ”が、
一番うまい。
夜は弱くなった。
豆は相変わらず好きじゃない。
季節の行事があって、
ちょうどいい晩ごはんがある。
それだけで十分だ。
無病息災な気分だけは満タン。
さて、
鬼は外。
福は内。
そして――
今日はもう、早く寝よう。
