お陰様で、ありがたいことに、けっこう忙しく仕事をさせていただいておりますやることが次から次へと出てきて、気がつけば昼も夜もパソコンの前。
そんななか、今日は昼休みのちょっとしたスキマ時間に、いわき市役所まで行って用事を済ませてきました。
今日のいわき市は晴天、風が気持ちよくて「たまにはこういう時間もいいな」と思いながら市役所で用事を済ませ入口に向かって歩くと、ふと目に入ったのが、「いわきの木」ブースの場所。
数週間前に立ち寄ったときは、木の香りがほのかに漂っていて、地元の林業をPRしているブースでした。
木のぬくもりに触れて、気持ちがやわらぐような癒やし空間。
「あ〜またあの香りでリラックスして午後も頑張ろう」と思って足を向けたのですが——
今日は様子がすっかり違っている?
遠くから見えてきた文字!!

「東京2025デブリンピック」
……デ、デブリンピック!?!?😳
え、なに?ダイエットの祭典?健康志向の市民運動?
“痩せて健康になろう!”みたいなイベントなのか?と勝手に妄想が膨らむ。
しかも「東京2025」って書いてあるし、なんかすごい規模感あるし……。
最近はほんと色んなイベントあるな〜なんて思いながら近づいていくと、
よく見たら違いました。
正しくは——
……デ、デフ!?
やっちまった!!🙇♂️
完全に見間違い。
ほんと不謹慎なおやじです。すみません、深く反省します🙏
で、せっかくなのでブースの方に話を伺ってみたところ、
「デフ(Deaf)」とは“耳が聞こえない”という意味なんだそうです。
そしてデフリンピックとは、聴覚障がいのあるアスリートたちによる、もうひとつのオリンピック。

その歴史はなんと——
100年!!
第一次世界大戦後の1924年、フランス・パリで始まったのが最初とのこと。
まさに「静寂の中の情熱」を100年も受け継いできた世界的な大会!!
そしてこの記念すべき100周年の大会が、
来年・2025年に東京で開催される。
……すごい!まったく知らなかった。
しかもさらに驚いたのは、
サッカー競技が福島県楢葉町のJヴィレッジで行われる! ということ。
Jヴィレッジといえば、東日本大震災後のしばらくは瓦礫置き場だったが
復興のシンボルとして生まれ変わった施設。
プロの合宿や国際大会の舞台にもなる場所
この度は、世界中のデフアスリートが戦うのですね🔥
会話は声ではなく、手話やジェスチャー。
静かな中で繰り広げられる真剣勝負……
聞こえないからこそ、全身でチームメイトの意志を感じ取り、心で連携している。
なんかもう、スポーツの根っこの“美しさ”みたいなものを感じた。
ブースでは、指文字表のチラシやデフリンピック公式パンフレットが置いてあった。

しかも!サッカー競技の観戦は無料・申し込み不要!
誰でも気軽に観戦できる👏
これはもう、休日に釣りをして、そのままJヴィレッジで観戦コース確定じゃないですか!
サーフでヒラメ狙って、午後は世界大会の応援。
そんな1日、もいい!!
帰り道、ブースでもらったパンフレットを眺めながら、
あの「デブリンピック」と読んでしまったことを反省し。
こうして“知るきっかけ”になったことが嬉しかった。
スポーツって、やっぱり人と人をつなぐ力があるんだなと改めて感じた。
Jヴィレッジを訪れるときは、
「間違えたおやじ」としてではなく、
「応援するおやじ」として声援……いや、手話拍手で選手たちを応援したいと思います👏👏👏
デフリンピック応援します!頑張れ日本!!
