【小名浜の名店復活】あの「割烹 一平」が市場食堂として帰ってきた!60歳おじさん、感動の再会。

60歳、昔の思い出が突然よみがえることはあるあるだ。

今週はありがたいことに昼食へ誘っていただく機会が続き、この日も「行きましょう!」とノコノコついて行くことに。

向かった先は、福島県いわき市鹿島町にあるいわき中央卸売市場

「市場で昼飯か!そいうとこに美味いのあるよな〜」

そんな軽い気持ちで車を降りましたが、この日待っていたのは、20代の頃の記憶を呼び覚ます特別な時間でした。


東日本大震災で姿を消した老舗「割烹 一平」

小名浜で長く愛されていた老舗割烹「一平」。

東日本大震災後、惜しまれながら閉店してしまった名店です。

20代の頃、私はまだピチピチの営業マン。

接待の席で初めて暖簾をくぐった時は、緊張をしたのは覚えてる。

でも、一つだけ忘れられない料理。

「動くウニ」

いや…

「歩くウニ」だったかな(笑)。

殻の足?でモゾモゾ動く新鮮なウニ

「こんなの食べちゃうんだ〜」

と心の中で叫びながら「こんなの食ったことね〜」だったな😅


2026年の復活

その一平の味が、

2026年2月、いわき市中央卸売市場内で「市場食堂 一平」として復活。

名店の味を未来へ残そうというプロジェクトなのだそうです。

市場へ来るのも数十年ぶり。

市場食堂といえばひたすら広い部屋に
簡素なテーブルと椅子が並んでいるのを想像していた。

ところが…

2階へ上がると、その予想は見事に裏切られた。

オープンキッチンの若々しい空間。

おしゃれなカウンター。

自分のイメージするいちば食堂とは全然違う素敵なとこだった。


今日選んだのは「市場定食」

市場といえば刺身だ!!食べる気満々。

ところが土曜日だったためか海鮮丼はお休み。

名物の「一平鮟鱇ラーメン」に心を揺さぶられたが

今回は、市場定食(1,800円)

を選択!理由は単純。

サバの塩焼きとカツオが大好きだ(笑)。

運ばれてきたお盆を見た瞬間、

「これは絶対に外れなし」

そう確信しました。

器の並び方。

彩り。

小鉢の配置。

どこを見ても、老舗割烹らしい丁寧な仕事が感じられます。

見た目だけでも十分楽しめる定食でした。


人生で一番うまいサバだった

まず驚いたのがサバ。

一口食べた瞬間

「これは人生ナンバーワンサバだ!!」

そう思いました。

香ばしい皮。

ふっくらした身。

脂の甘み。

骨すべて抜かれていてた。

丁寧な仕事のおかげで、とても食べやすく、素材の美味しさだけに集中できます。

まさに職人技か!!


驚いたのは「鮟鱇の肝汁」

味噌汁かな?

お吸い物かな?

そんな感覚で口に運ぶと…

「なんだ、この奥深い旨味は!」

後から聞くと、

これが鮟鱇の肝汁

貴重な鮟鱇の肝を使った贅沢なお椀だった

もっとドロドロした料理をイメージしていた😅

派手ではないけれど、じんわり身体に染み込むような味わいでした。


優しい味が最後まで続く

イナダのツナ炊き込みご飯。

卵焼き・田楽

一品一品が丁寧で優しい。

完食いたしました🙇

カツオはマリネ仕立てで美味しかったのですが…

私はやっぱり、

豪快な刺身で食べたい派(笑)。

これは完全に個人的な好みということで。


一緒に行った方の笑顔が何より印象的

今回はご高齢の方とご一緒しました。

料理を待つ間、

「昔の一平はね…」

と懐かしそうに話される姿がとても印象的でした。

料理だけではありません。

思い出まで味わえる。

それも、この店の魅力なのだと思います。


ただ一つ、気になったことといえば

ぜひお願いしたいことがある。

市場食堂一平は中央棟2階。階段は少し急で、高齢者にはなかなか大変

さらに店内はカウンター席と背の高い椅子が中心。

若い人にはおしゃれで素敵な空間ですが、高齢の方には少し座りづらそうでした。

震災前の一平を知る世代こそ、このお店を訪れたいはず。

だからこそ、これから先、

高齢者の方も安心してゆっくり食事を楽しめる空間が加われば、もっと多くの人に愛されるお店になるのではないでしょうか。


60歳おじさんのひとこと

20代の営業マンだった頃。

緊張しながら暖簾をくぐった老舗割烹。

60歳になって、その味と再会できるとは思ってもいませんでした。

店は変わっても、料理に込められた丁寧な仕事と「おもてなし」の心は、しっかり受け継がれていた。

東日本大震災で失われた名店の味が、再びいわきの人たちに愛される。

それだけでも、なんだか胸が熱くなるな〜👍️

次に訪れるときは、一平鮟鱇ラーメン」に挑戦してみようと思います。

そしていつか、「動くウニ?歩くウニ?」をもう一度味わえる日が来たら…。

60代になった自分は、20代の頃と同じように、ドキドキするのかもしれん。

震災後、食堂がなくなった市場は、弁当を取り寄せて食べるのが普通になって

いまは関係者の方々が、市場食堂一平の弁当を食べていわき市の食を支えていると思うと

時代の流れを感じた!そんな60歳おじさんでした。

投稿者 norichanneru

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