早起きのご褒美は透き通る朝焼けと35cmソゲ😆飛び過ぎダニエル30gにまた救われた

週末の疲れが残っていたのか、不思議と短い時間で深く眠れた。
アラームよりも早く、3:30にすっと目が覚めた。
「よし、行ける。」
眠気よりも釣りへのワクワクが勝った瞬間だった。

今日向かうのは、いつものホーム・いわき市新舞子海岸。
まだ真っ暗な道路を走りながら“今日のヒラメとの出会い”を想像して胸が高鳴る。
4:10、駐車場に到着すると、すでに車が半分以上埋まっていた。
この時間なのにこの混雑──
それだけ今季のサーフがアツいという証拠だ、同じ思いのアングラーがたくさんいると思うと、少し嬉しくもなる。

4:45、空がほんのり明るくなり始める頃、釣行開始。
今日は中潮。
約2時間で干潮を迎え、そのあとの上げ潮に期待してのスタートだ。
3日前にも同じポイントに入り、その時はカタクチイワシが接岸して鳥が群れ、海がざわついていた。
その光景が頭に焼き付いていて──
「今日は40cmオーバーを2枚いける!」
そんな根拠のない自信が湧いてくる朝だった。

キャストを繰り返しながら東の空を眺めていると、徐々に明るくなり、周囲のアングラーの姿が見えてきた。
気づけばサーフ一帯、等間隔にびっしりと人が並んでいる。
みんな黙々とキャストしている様子が妙に面白く、同時に「きっと全員、同じ希望を抱いてるんだろうな」と思うと、ちょっとした連帯感のようなものを感じた。

しかし開始2時間は全く反応なし。
干潮を迎える頃にはアングラーも少しずつ減っていき、「今日は厳しいな…」という空気が流れ始めた。
それでも上げ潮が始まるタイミングになると、またどこからともなくアングラーが増えてくる。
サーフ全体が一気に活気づき、“静かなお祭り”のような雰囲気に。

そんなにぎやかな気持ちとは裏腹に、海はなかなか答えてくれない。
時間だけが静かに過ぎていく。
「このまま坊主か?」と頭をよぎったその時、コツン、と小さなアタリ。
上がってきたのはフグ一匹。
思わず笑ってしまった。


なんだか久しぶりに見た気がして、少し心がほぐれる。
「お、これは活性上がってきたか?」
そんな期待がふくらみ、気持ちを切り替えて再度キャスト。

ルアーを飛び過ぎダニエル30gにチェンジし、思い切り遠投。
底を取ってから大きくあおった瞬間──
ゴンッ!
手元に明確な重みが伝わった。

慎重に寄せてくると、35cmのヒラメ(ソゲ)が姿を現した。
40cmオーバー2枚を狙っていた朝の期待には遠く及ばないものの、厳しい状況での1枚はやっぱり嬉しい。
写真を撮りながら、「ありがとう」と思わずつぶやいた。

その後は反応がなく、釣果はこの1枚で終了。

気温が下がったせいなのか、空気が澄みきっていて、景色がいつもより透き通るように美しい日だった
寒さが増した分、風景の“透明度”が上がる季節が来たのだと改めて感じた。

日の出後、気温が上がってから楽しむサーフフィッシングも悪くない。
けれど、やっぱり──
暗い空がゆっくりと朝焼けへ変わり、色が刻一刻と変化していくあの時間は格別。
釣果がどうであれ、この景色を見られた日は得した気持ちになる。

今日もいい朝だった。
またこの光景を見て、そして次こそ40cmオーバー🔥🔥──
次回も根性で早起きしよう。

投稿者 norichanneru

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