令和8年10月
福島県いわき市で、9月7日に発生した痛ましい事故。
冠水した市道のアンダーパスで車が水没し、1人が亡くなるという事故があった。
実は、この事故が起きた場所は、還暦おじさんが働いている場所からも、それほど遠くない。
いわきエブリア・ヨークベニマルやゼビオスポーツなどが入っているショッピングセンターの近くで、私もたまにお世話になっている場所だ。

そして春になると、近くの川沿いに咲く見事な「鹿島千本桜」を毎年見に行っている。
桜が咲く季節には、本当に素敵な場所なのだ。
そんな場所にあるアンダーパスを、還暦おじさんも時々通っている。
アンダーパスって、そんなに危険だったのか!
正直に言うと、これまで大雨が降ったときでも、アンダーパスがそこまで危険な場所だとは意識していなかった。
いつもの道路だし、普段は何事もなく通れる場所。
ところが、大雨で道路が冠水すると、状況は一変する。
アンダーパスは周囲より低くなっているため、水が流れ込むと短時間で水位が上がり、車が動けなくなったり、水没したりする危険がある。
もし、あの事故が起きたタイミングで、自分がそこを通っていたら……。
考えただけでも恐ろしい。
自分だって、同じような状況に巻き込まれていたかもしれないのだ。
事故は決して、遠い場所で起きる他人事ではない。
いつもの通勤路、買い物に行く途中、釣り場へ向かう道。
普段から何気なく通っている道路でも、天候によっては命に関わる危険な場所に変わるのだ。
車の緊急脱出ハンマーが売り切れ!
事故の直後、いわき市内のカーショップなどで「車の緊急脱出ハンマーが売り切れていた」という話を聞いた。
やはり、あの事故をきっかけに、防災意識が高まった人が多かったのだろう。
還暦おじさんも考えた。
これは、車に積んでおくべきアイテムではないか!
実は、6年ほど前にも小名浜港で、釣りに来ていた男女が乗った車が海に転落し、亡くなる事故があった。
その事故現場の近くで釣りをしていたこともある。
海に囲まれた、いわき市。
サーフフィッシングで海岸へ向かうことも多い還暦おじさんにとって、車の水没は決して無関係な話ではないのだ。
それなのに、今まで緊急脱出ハンマーを車載していなかったとは……。
ちょっと反省である。
楽天でお得な4台分のハンマーを発見!
ということで、楽天市場を検索!
すると、4台分をまとめて購入できる、意外とお得な緊急脱出ハンマーを発見した。
これなら自分の車だけでなく、家族の車にも備えられる。
迷わずポチッ!
ところが……。
注文してから気づいた。
「受注後3週間以内に発送します」
えっ! そんなにかかるのか!(今はもっと早くなってるみたいだ)
注文時に、ちゃんと確認していなかった還暦おじさん。
その間にも台風が来たりして、ちょっと焦る💦
備えようと思って注文したのに、肝心のハンマーがまだ届かない。
防災用品は、必要になってからでは遅いのだと、身をもって実感した。
そして、世間の話題も少し落ち着いた頃、ようやく商品が到着した。
これが車の緊急脱出ハンマーだ!
届いたハンマーは、柄の部分がプラスチック製で軽く、コンパクトなタイプ。
先端は鋭く、緊急時に窓ガラスを割るための形状になっている。
車のドアポケットにも余裕で収まるサイズだ。
さらに、特別セットとして軍手も付いていた。

なるほど!
窓ガラスを割ると、ガラスの破片で手をけがする危険もある。
そう考えると、軍手が付属しているのはありがたい。
そして、いざというときのために車へ搭載!
もちろん、実際に窓ガラスを割って試すことはできない。
いや、試したくもない!
一生、使わずに済むことを願うばかりである。
車の緊急脱出ハンマーは、どうやって使うの?
せっかく購入したので、使い方についても調べてみた。
緊急脱出ハンマーは、車が水没するなどしてドアや窓が開かなくなったとき、窓ガラスを割って脱出するための道具だ。
製品によっては、シートベルトを切るためのカッターも付いている。
万が一の際に慌てないよう、基本的な使い方を覚えておきたい。
① まずはシートベルトを外す
車が水没したり、冠水で動けなくなったりしたら、まず落ち着いてシートベルトを外す。
ドアが開く、あるいは窓が開くのであれば、早めに車外へ脱出する。
電気系統が故障すると、パワーウインドウが作動しなくなることもあるため、時間を無駄にしないことが大切だ。
② 窓が開かないときは、側面の窓ガラスを割る
ドアも窓も開かない場合は、緊急脱出ハンマーを使う。
基本的には、運転席や助手席などの側面の窓ガラスを狙う。
窓ガラスの中央を力いっぱい叩くのではなく、窓の四隅に近い部分を狙って、ハンマーの説明書に従って操作するのがポイントだ。
ただし、車種によっては側面の窓にも合わせガラスが使われていて、一般的なハンマーでは割れない場合がある。
購入したハンマーが自分の車のガラスに対応しているか、事前に確認しておきたい。
なお、フロントガラスは合わせガラスのため、一般的な緊急脱出ハンマーでは脱出用の穴を開けるのが難しい。
③ 窓が割れたら、けがに注意して脱出する
窓ガラスを割った後は、破片に注意しながら車外へ脱出する。
水が迫っている状況では、荷物を持ち出そうとせず、命を守ることを最優先にする。
そして、忘れてはいけないのが、緊急脱出ハンマーは手の届く場所に置いておくこと!
トランクや、すぐに取り出せない場所に置いていては意味がない。
ドアポケットなど、運転席からすぐに手が届く場所に固定しておくことが大切だ。
※以上は一般的な使用方法。購入した製品の取扱説明書も必ず確認しておこう。
(参考:JAF「水没時、何を使えば窓が割れるのか?」)
そもそも、冠水した道路には入らない!

ここが一番大事なことかもしれない。
緊急脱出ハンマーを車に積んだからといって、水没しても安心というわけではない。
そもそも、冠水した道路や水深が分からないアンダーパスには、むやみに進入しないこと。
「これくらいなら通れるだろう」
そんな軽い判断が、取り返しのつかない事態につながる可能性がある。
大雨のときは、いつもの道だからと油断せず、安全なルートへ迂回する。
道路が冠水しているときは、無理をしない。
そして、車が水没して窓やドアが開かない場合に備えて、脱出方法を知っておく。
この3つを意識しておきたい。
還暦おじさん、備えが遅すぎた!?
農家育ちの還暦おじさん。
今では、いわき市内を車で走り回り、仕事へ行ったり、買い物をしたり、サーフフィッシングへ出かけたりしている。
当たり前のように使っている車だが、ひとたび自然災害に巻き込まれれば、命に関わることだってある。
これまで、車の緊急脱出ハンマーについて、真剣に考えたことはなかった。
今回の事故がなければ、今でも車に積んでいなかったかもしれない。
還暦おじさんは、ちょっとぼ〜っとしているところがあるので、こうした備えはもっと早くしておくべきだったな💦
今回購入したハンマーは、付属のビニール袋に入れて車に搭載した。


ただし、いざというときにすぐ取り出せるようにしないと!!
これで絶対に大丈夫というわけではない。
それでも、何も備えていないよりは、できることが一つ増えたと思う。
願わくば、このハンマーを使う日が一生来ませんように!
皆さんも、ご自身の車に緊急脱出ハンマーを備えているだろうか?
まだ積んでいない方は、この機会に一度、車の防災対策を見直してみてはいかがだろう。
事故で亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに、同じような悲しい事故が二度と起きないことを願いたい。
還暦おじさんも、安全運転と早めの備えを心がけていこうと思う。
