60歳になって初めて、親に手作りジャムを持っていく日が来た。

令和8年8月1日。

我が家の駐車場で、ほぼ放ったらかしに育っているブルーベリー2本が、今年も最盛期を迎えた。

毎年思う。

「こんなに実っていいの?」

というくらいたくさんの実をつけ、青かった実がどんどん濃い紫色へと変わっていく。

収穫してすぐ食べるブルーベリーは、市販のものとはひと味違う。

朝食ではヨーグルトにたっぷりのせて楽しみ、残った実はジャムにする。

これが毎年の夏の楽しみだ。

手作りジャムも少しずつ上達してきた

今年はジャム作りにも少し変化があった。

灰汁(あく)を丁寧に取りながら煮込み、最後は実を少し残すタイミングで火を止める。

この加減を覚えたことで、ゴロゴロした果肉が残る、自分好みのジャムになった。

パンに塗ってもおいしいが、一番のお気に入りはやっぱりヨーグルト。

酸味のあるヨーグルトと甘酸っぱいブルーベリージャムの組み合わせは、毎日食べても飽きない。

気が付けばヨーグルトがなくなってしまい、スーパーへ。

迷わず買ったのは、明治ブルガリアヨーグルト


やっぱりこの組み合わせは間違いない。

思いもよらない「お土産」の提案

明日は福島市の実家へ行く予定だ。

お盆は仕事なので帰れない。

たまたま奥様と子どもの休みが同じになり、家族そろって両親へ挨拶に行けることになった。

お土産は、いわきのおいしい魚の干物。

それだけで十分だと思っていた。

ところが奥様が一言。

「お父さんのブルーベリージャムも持っていこうよ。」

……えっ?

さらに、

「ヨーグルトも一緒につければ、すぐ食べられるよ。」

なるほど。

確かにその食べ方が一番おいしい。

でも、ちょっと待ってほしい。

60歳のおじさんが、親に「手作りジャムです。」と渡すなんて、人生で一度もやったことがない。

正直、少し恥ずかしいぞ😅

還暦になって気付くこと

親に何かを作って渡そうなんて考えもしなかった。

プレゼントを贈ることはあっても、自分で作ったものを食べてもらう機会はまずない!

「うまがった!」

そんなこと行ってくれるのだろうか。

放ったらかしでも実る幸せ

我が家のブルーベリーは、特別なことをしているわけではない。

ほぼ放ったらかし。

それでも毎年たくさんの実をつけ、家族が楽しみ、今年は両親へのお土産にまでなった。

木が実をつけるだけではない。

家族の会話も増やしてくれる。

それがブルーベリーの一番の魅力なのかもしれない。

明日は、自分で作ったジャムを持って実家へ向かう。

両親はどんな顔をするだろう。

そんなことを想像しながら過ごす、還暦おじさんの週末でした。

投稿者 norichanneru

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